Ryzen 7 1700 簡易オーバークロックとVegasPro14での4K60P編集パフォーマンス

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動画やる人はRyzen7を買え! Ryzen 7 1700 を簡単オーバークロック。VegasPro14で4K60Pの編集レンダリングに実践投入。改めて、動画編集にはryzen7をオススメと感じました。

BIOS設定cinebenchの動画です。

(BIOS画面のキャプチャはちょっと苦労します。)

AMD謹製 Ryzen Master で探りを入れる

↓Ryzen Master170521-03

AMD謹製オーバークロックツール[Ryzen Master]でwindows上からオーバークロックしてみます。

オーバークロック制御用AMD Ryzen Masterユーティリティ

赤丸の部分(周波数(全コア)、CPU電圧)のみ弄ってみます。

BIOSもデフォルトの状態でRyzez Master を起動、3.0GHz、1.2Vを下回っておりました。ここから…

まずは電圧そのままで3.5GHzから。ストレステスト問題なし。

3.6GHzも同様問題なし。

3.7GHz、ストレステストで落ち、電圧ちょっとだけ盛ってストレステスト問題なし。

3.8GHz、ストレステストで落ち、電圧かなり持ってもストレステストで落ち。ここで、電圧1.3V程度でいったんやめます。ストレステストで長時間やると落ちるくらいのレベルでした。(おそらく1.35Vくらいは盛ってもよいかと思われますがこの日はこの辺で勘弁です)

ネット上の情報通り、3.7GHz3.8GHz辺りで一気に壁が出現する感じですね。そこまではド楽勝です。

また、この辺で回せればどうやら上位機種の1800X定格同等のスコアが出せるようです。

リテールクーラーですので、温度的にもこの辺が落としどころかと思われます。

BIOSからオーバークロックしてみる

詳細は動画を見ていただければわかると思います。

自動オーバークロック設定をやってみます。

取説によると、[Ai Tweaker]-[TPU]で設定できるようです。

TPU1が空冷用、TPU2が水冷用と書いてありますが、TPU2に行ってみますと、3.75GHzで設定されました。(最初はマニュアルでやろうとしたんですが、ASUS初めてなんでよくわからなかった。Asrockの方がわかりやすかったな~)

この設定でそのまま運用します。ストレステストも適当ですが問題なしです。

OSの電源設定は[Ryzen Balanced]がベストと思われる

↓電源オプションRyzenBalanced

最新チップセットドライバーをインストールするとこちらの電源プランが出現します。

windowsデフォルトの[高パフォーマンス]より高パフォーマンスです!

VegasPro14でGH5 4K60P のプレビューとレンダリング

映像ソースはGH5の4K60P動画です。

プレビュー

↓VegasPro14のプレビュー設定170521-02170521-01

[最適な再生のためにサイズと品質を調整]にチェックを入れると、プレビューがfps優先になります。この状態で[プレビュー]=フル に設定し再生すると、1/2画質59.94fpsでコマ落ちほとんどなくプレビューされます。4Kソースをウインドウ表示で1/2画質ですので、見た目何も劣化していません。

[最適な再生のためにサイズと品質を調整]をオフで[プレビュー]=フル に設定し再生すると、フル画質29.97fps程度でプレビューできます。

もうこれだけでも大満足です。VegasProは動画編集ソフトとしてはショボい方なので、もっとイイソフト使えばもっと快適かもしれません。

ちなみに以前の環境(core i7 4770K)では[プレビュー]1/4にしないと編集はつらかったです。(1/4だとかなり劣化します)

手振れ補正プラグインとか適用してるとグンと重くなるので、その差は歴然。

レンダリング

GH5導入準備#4 VegasProプレビュー改善編 ビルド211アップデート GPU支援の傾向とか

↑こちらの投稿内にて、旧環境でのレンダリング時間測定がございます。170527-01

この表の右下(105sec)と同条件でレンダリングした結果が↓4k60pエンコテスト_03_GPUON_EFFGPUON-ryzen

やはり、cinebenchのスコア=レンダリング時間に直結です!処理時間が半分になっています。(あとはメモリがDDR3→DDR4になった違いもあるかもしれませんが)

どうせ長時間動画は寝てる間にやるので関係ないかもしれませんが、ちょっとした動画をすぐその場でエンコードしたいときとか捗ります。

4万円のCPUで4K60Pがサクサク編集できる、買うべし!

(CPU単体で)今まで12万以上投資しないと得られなかった性能が、4万円で得られます。さらに多コア化は動画編集に最適。

4K動画扱う人はRyzen7行っとけ!

おまけ

GH5の撮影は楽しいし、編集はサクサクになったしで、YoutubeにUPペースが上がっています。いくつか作例リンクを張って終わりにします。

アイコンユリート
GH5

アイコン_スズメ
Ryzen

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 ボディ ブラック DC-GH5-K

AMD CPU Ryzen7 1700 with WraithSpire


追記

Ryzen 7 1700 安くなってるなー、ますますオススメ。

3.75GHzのこの設定で1回レンダリング中落ちたので、3.70GHz+電圧上乗せで運用しています。


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