aviutlでタイムラプス インターバル撮影した画像を動画にする

TimeLapse-0001

デジカメでインターバル撮影(タイムラプス/微速度撮影動画)した画像(写真)を、フリーソフトのaviutlで動画にしてみました。aviutlでの取り込み方など記録しておきます。4k動画撮影機材が無くても4kタイムラプス動画なら作成可能です。

aviutl及び拡張編集がセットアップされていることを前提に書いています。

3840-2160以上のサイズの写真郡から4k動画を作成します

デジカメに[インターバル撮影]機能が付いていれば、それを使って素材の写真郡を用意します。使用する画像のみを1つのフォルダにまとめておきます。

リサイズ

リサイズは写真の段階で行っても、aviutl上で行っても構いません。きれいにリサイズできるソフトを持っているなら、写真の段階でリサイズしてしまった方がいいかもしれませんね。

今回、4912-3264(3:2)で撮影されていたので、コレを例にします。

事前に写真の段階でリサイズする場合、目標は3840-2160(16:9)ですので、横幅3840にリサイズすれば良いでしょう。切り取ってもいいですが、捨てちゃうのはもったいない気がします。

私は、高機能な画像編集ソフトを持ってないので、リサイズせずにそのままaviutlに読み込みました。

aviutlで画像を読み込んで動画にする

環境設定

↓システムの設定

TimeLapse-0003[最大画像サイズ]を写真より大きく設定します。テキトーな値でOK!

設定値を変えたら、aviutlを再起動します(再起動しないと反映されない)。

[拡張編集]-[新規プロジェクトの作成]

↓新規プロジェクトの作成TimeLapse-0004拡張編集のタイムライン上で右クリックし、[新規プロジェクトの作成]をします。

↓プロジェクトの設定値

TimeLapse-0012

3840-2160p30 としています。たくさん撮影できるなら60fpsでも問題ありませんよ~。

オブジェクトの追加と画像の読み込み

↓メディアオブジェクトの追加

TimeLapse-0006拡張編集のタイムライン上で右クリックし、[メディアオブジェクトの追加]-[動画ファイル]を選択します。

↓画像の読み込みTimeLapse-0007

オブジェクトをクリックすると[動画ファイル]ウィンドウが表示されるので、ココの[参照ファイル]をクリックします。

[開く]画面が表示されるので、連番画像の先頭をクリックして開きます。これでフォルダ内の画像全てが読み込まれ、

動画が出来上がります。

おわり…

あとはご自由に編集してください

今回、4912-3264な画像をそのまま読み込みましたので、クロップして表示されています(3840-2160の範囲外は捨てられる)。

↓画像がデカいので、aviutlのプレビューを小さくしてみますTimeLapse-0008

画像の配置はセンター基準のようです。

拡大率100%ですと、3840-2160の範囲外は捨てられるので、広く写したい場合、[動画ファイル]-[拡大率]で小さく調整します。ここでの拡大率調整は画質があまり良くないかもしれませんので、(リサイズの項に書いたように)きれいにリサイズできるソフトを持っているなら、写真の段階でリサイズしてしまった方がいいわけです。

せっかく大きな情報量で撮影されているので、等倍で切り取るより、縮小してなるべく多く表示させたくなりますよね。

もう動画オブジェクトとしてできあがりましたので、適宜フィルターとか使ってOKです。

エンコードしてみる

x264guiex

aviutlを使っているならば、たいていx264guiexとかも入れていると思います。テキトーにエンコードしてみます(音声なし)。

取り急ぎテストですので、細かい設定はせず、プリセットの[プロファイル]-[高画質]でやってみます。

4K動画を撮れるデジカメがビットレート100Mbpsが多いようですので、90Mbps程度になるように[品質]のスライダーのみを調整してみました。

↓x264guiexTimeLapse-0009

↓エンコード中TimeLapse-0010

[品質]17.5にしてみたところ、こうなりました。

3840×2160 8Bit AVC/H.264 High@5.1 Unspecified Progressive 29.89fps 558f 93460.21kb/s
AAC 48.00kHz 2.0ch(2/0 L+R) HE(LC) 3.98kb/s
[Extra][2]
MP4 v2
MetaData
[MPEG4] 00:00:18.666 (18.666sec) / 218,095,115Bytes

時間

動画時間=558(撮影枚数)/30(fps)=18.6sec

エンコード時間:8分4.9秒

でした。(core i7 4770k 16GB Memory)

↓エンコード完了TimeLapse-0011

短い動画なのでこれでいいんですが、もっと長い動画の場合、スピード詰めないとですね。最終出力はここまでビットレート不要かもしれません(タイムラプスならなおさら)。

YouTubeにアップロードしてみる

出来上がったファイルはそのままYouTubeにアップロードできました。再生画面では2160pまでちゃんと選択できます。

おわり。

アイコンユリート
4kモニター持ってないけどな!



LG 27UD68-W IPSディスプレイ モニター27インチ 4K/3840×2160/AH-IPS非光沢/HDMI2.0準拠


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