Radeon RX-460 (PowerColor Red Dragon Radeon RX 460 2GB GDDR5)レビュー

rx460-0012グラフィックボード Radeon RX-460 を導入してみましたので簡単なレビューします。PCゲームをやらない人が、最新世代の安価なグラボを導入したいときの選択肢となります。

4K時代に備えてHDMI2.0の環境を入れておきたい

PCゲームやらないけど、安価にグラフィックを強化しておきたい。いつ4Kモニタ/テレビを導入してもいいように準備してきたいんです(いざ導入して30Hzしかでねーとかならないように)。

選択肢は1世代前の Geforce950,960 か最新世代のRadeon RX-460 となります。Radeonの1世代前はHDMI2.0に対応しておりません。

CPU内蔵グラフィックでも十分なんですが、スペックがわかりずらいんですよね~。現在私が使っている環境(Z87チップセット+i7 4770K(HDグラフィクス4600))がどこまで対応しているのか?調べても書いてあることがバラバラで、4k60hz出るのかどうか微妙なんです。安価なグラボ入れちゃったほうが早いです。

というわけで、登場したばかりのRX-460の安いやつ行ってみました。

ASUSTek NVIDIA GeForce GTX950搭載ビデオカード 補助電源なし GTX950-2G

ZOTAC Geforce GTX 960 Single Fan 4GB グラフィックスボード VD5881 ZTGTX96-4GD5R02/ZT-90311-10M

PowerColor Red Dragon Radeon RX 460 2GB GDDR5

↓こんな箱rx460-0009

↓表面裏面rx460-0010rx460-0011

とっても安物感があります。LEDとかのギミックもありません。RX-460を購入する人はまず価格ありきなんで、この手の安価な製品が人気があります。出たばかりですので、入荷→完売を繰り返している状態でした。

端子数も最小限しかありません。正直もっと端子数の多い上位機種が欲しいです。RX-470 NITORO ってやつは、HDMIが2系統あったのでちょっと惹かれました。(他上位機種はディスプレイポートの数が増えますが、HDMIはだいたい1系統しかありません)

Sapphire Nitro+ RX 470 8GD5 グラフィックスボード VD6107 SA-RX470-8GD5NOC001

PowerColor ビデオカード AMD RADEON RX460搭載 AXRX 460 2GBD5-DH/OC

ドライバー

付属ディスクからドライバーを入れます。変更前は同じAMDの Radeon HD6670 が刺さっております。

「グラボ交換時は旧ドライバを削除してから」と言われていますが、メンドクサイんでそのままいっちゃいます。問題あればそのとき対処すればいいし、今どきは問題ない古い話なのかもしれませんし、やってみましょう。

↓Radeon設定とかいうの入ったよrx460-0003

タスクバーに居たcatalyst control center(CCC)は居なくなってこちらに変わっております。

旧ドライバ削除せんでも大丈夫そうですよ。

ちょっと各項目を見てみます

↓ビデオrx460-0005

「Fluid Motion」ってのが人気の機能のようで、フレーム間を補完してヌルヌルにする機能らしいです。観賞用であればいいんですが、動画編集とかするんで余計なものは通らない方がイイと思いますよ。

↓ディスプレイrx460-0006

とりあえず全部デフォルトのままで問題なし。色温度6500Kになっていることを確認。っとここではマルチディスプレイの設定はできないの?

↓Eyefinityrx460-0007

EyefinityをクリックするとRdeon追加設定というのが開きます。マルチモニタとかはここでやるのね。私の環境程度であればwindowsの方でやっちゃいますけど、3枚以上なら便利なんでしょうね。

ファンがうるさくなった→最新ドライバで解決

付属ディスクからドライバをいれてしばらくしたら、ものすごいファンノイズが発生しました。エアコン使用しているので灼熱ではないはず。HWモニターで見ると2000回転くらいしてます。コレは困ります。ファンコントロールの設定値がおかしいのかもしれません。

最新のドライバに更新することで解決しました。

今の環境で負荷時でも1000回転行きません、静かです。そんなもんですよね普通。さらにアイドル時などに一定の温度まで下がるとファンが停止します。スバラシイ!

ファン停止状態→60℃近くまで上がるとファン回転開始→50℃くらいまで下がるとファン停止 という感じでした。

↓ファンの回転状況などHWモニター比較rx460-0001

左から、アイドル時、4K動画再生時、4K動画レンダリング時。

右のGPU Core Vltage がなんかすごいことになっていますが…HWモニター系ではよくあることです。

右画像は、Vegas Pro でのレンダリング中のものですが、MAXでも58℃ファン回転数も1000行ってません。レンダリング時間は、テスト用の6分のデータ(4K30P)にて、変更前(HD6670)36分→変更後(RX-460)32分となりました。ちゃんとGPUパワー使ってるんですね。

グローバル設定

で、ファン制御だのクロックや電圧の制御とかどこ~?

[ゲーム]タブの中に[グローバル設定]というのがありその中でソレらしきものがありました。(詳細はいじってないのでよくわかりません、すみません)

↓グローバル設定-WattMan(拡大画像は2560-1400とデカイです)rx460-0008

これ[ゲーム]タブの中にあるんだけど、ゲームだけに有効ってわけじゃないよね?システムだよね?わからんけど。

Windowsエクスペリエンス

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左変更前、右変更後。プロセッサが一番低い数値になりました。

主な構成

  • Core i7 4770K
  • DDR3 PC3-12800 8G*2
  • プライマリストレージ SSD240GB(SATA3)
  • モニター1 2560-1440(DisplayPort)
  • モニター2 1920-1080(DVI-D)

さて、オーバークロックでもしてみますか!(今はやらない)

おまけ 変更前のHD6670再びサブPCへ

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使用していたHD6670はサブPCへ移植されます。

現在使用しているサブPCは元々ドスパラのBTOで、自作PC学習用にあらゆるパーツがとっかえひっかえされています。その際に一度HD6670を刺していた時期もありましたので、ドライバがそのまま生きています。

Windowsエクスペリエンス

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変更前(Core i3 550 Intel HD graphics) 末尾に数字の無いIntel HD graphicsです。さすがに世代が違いすぎて大幅に改善。

しかーし、4K30Pの動画再生してみるカックカクです。

主な構成

  • Core i3 550
  • DDR3 PC3-12800 2G*2
  • プライマリストレージ SSD120GB(SATA2)
  • モニター1 1920-1080(DVI-D)
  • モニター2(テレビ) 1920-1080(HDMI)

こんなマシンでも容赦なくWindows10テロが発生し、やられました。このマシンDC-HA1というキャプチャーボードが刺さっていて、これがWindows10ではどうがんばっても動かなかったんです。というわけでWin7に戻してあります。

4K環境を順次導入していくにあたって、Windows10にしておきたいというのがあったんです。おそらくWindows7は、付属のメディアプレイヤーで4K動画が再生できないことからも、4Kを楽しむのに最適化されていないのでしょうね。残念です。

やっぱOSの移行はマシンごとですね~

アイコン_アヒル
はずすときマザーボードのPCIeを固定する樹脂のどこかが折れたのは内緒だ


LG ディスプレイ モニター 27インチ 4K/ブラック/AH-IPS非光沢/HDMI2.0準拠 27UD68-P


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