表題の件について、ちょっと思うところがあったので記録しておきます。
大阪出張中のの妻からメール
(東海道新幹線車内から)時代の先端を行く、ウェッジを、只今、社内販売しております、だと。
ああ、まだそんなこと(時代の先端を行く雑誌)言ってるんだな~と思った。
昔よく大阪出張行ってた頃、始発の[のぞみ]で行って、最終の[のぞみ]で帰ってくるみたいな、あるよね~。疲れ果てて、帰りは差額自腹でグリーン車使っちゃおうなんて無駄遣いもたまにやってたな。喫煙グリーン車なんて、超ガラガラで気持ちよかったわ~。
で、グリーン車には各席に「ウェッジ」っていう雑誌が入ってるんだけどこれがね~。JR他社とか航空機国内線とかだと、旅にまつわる情報とか気軽に読める冊子や機内誌が入ってるんだけど、JR東海様は違った。経済誌というかなんというか、まあ、読んだけど。これタダで車内に置いておく雑誌か?と思った。
これは、JR東海が日本の政治経済はこうあるべきを説く洗脳雑誌なんだよね。株式会社ウェッジはJR東海グループの出版社だそうです。鉄オタに不人気な東海様はやっぱやることが違いますね。
みんなどう思ってるのか気になったので「ウェッジ」でググってみた感想。
・ウェッジは偏っている雑誌であるので、よく批判されている
・案の定洗脳された人たちが大勢いる(微妙にドヤ顔)
・偏っている雑誌だけに、批判する方も偏っている
・時代の先端を行っていない
・JR東海とJR東日本の違いもわからん知恵遅れが結構居る
こんな印象でした。
購読者層の想定
冒頭のスクリーンショットは、「広告掲載のご案内」でございます。
1 ご愛読いただいている方は政界財界のリーダー層、企業の経営者層など組織トップの方々が多く、これらの方々に直接訴求可能なこと
2 役員、部長など組織内において意思決定権を持つ方々が購読者層の中心であること
3 購買力が高く可処分所得の多い富裕層読者も多いこと
4 スポーツ・芸能関係者のようなトレンドリーダー層などに対してもダイレクトに訴求可能なこと
5 また、新幹線グリーン車内の各座席ごとに毎月搭載しているため、2~3時間の固定された空間で、グリーン車乗客が閲読する可能性が極めて高く、一般市販雑誌の発行部数というメルクマールだけでは計り知れない大きな訴求力を持っている
6 グリーン車内という静かな空間で、まとまった時間、広告までじっくりお読みいただける購読環境であること
7 新幹線ホーム売店や車内、大手私鉄や地下鉄売店で販売されており、多岐にわたる販売チャネルを持っていること
8 総合的に掲載料金面でのコストパフォーマンスに優れている点など多くの点で他誌にはない強みを持っております
だそうだ。すごいですね~、自分は1~4全部当てはまらないわ。
東の新幹線とは大違いですかね。東の新幹線はびゅうプラザの旅行商品なら+1000円とかでグリーンにアップグレードできたりするもんな。でも、ぷらっとこだまがあるか。
(例)公共交通機関の備え付け雑誌でタダで「原発再稼動」を主張
私が言いたいのは、原発再稼動の是非ではなく(どっちが正しいなんて誰にもわかりません)、どちらかに寄った主張を、公共交通機関の限られた場所にタダで置いておくことである。しかもグループ会社の特権を利用して。こういうのは、読みたい人が金出して買えばいいのである。中吊り広告ならいくら出しても良い。
どこの公共交通機関でもタダでこんなもの置いてないもん。
さらにググったら、ホリエモンのツイッターでのツッコミが出てきた
しかし、JR東海の、時代の先端をいく雑誌WEDGEって、全然時代の先端をいってないんだけど、言ってて恥ずかしくならんのかなあw
ですよね~~~。
今更ですがコメントします
確かにウェッジの内容は偏りがあるかとも思いますが、政治・経済を含む雑誌には当然のことではないでしょうか?また、そういった物を無料で読めるよう置くべきでないというのも、まさにグループ会社の利益のために必要な経営努力の一環とすれば悪くないのではないでしょうか?さらにホリエモンについては、あれは人に因縁をつけて飯を食っている人なので、何も言う価値はないかと考えます。最先端というのも、雑誌媒体である以上現実に常に最先端をいくというのは不可能ですが、そうあるべき努力をしているということでは?
何にせよ、誌の主張内容ではなくそのやり方に問題があるという問題提起は同意するところもあります。私も、利用した移動手段の席に例えば左に片寄った内容の雑誌等があれば不快に思うでしょう。
ただ、洗脳というのは明らかに言い過ぎでは?それこそ、ウェッジを目の前に、自分で買っておいた新聞赤旗を読む自由もあるのですから。