パソコンの廃棄はメンドクサイ。バラしてただの燃えないごみにしてしまいましょう。ATXではなく「BTX」規格のパソコンをやっつけてみます。
対戦相手は dc5750mt(HP)
なかなか良く出来た箱なんですよね~コレ。
既に現役引退しており、SSD換装、メモリ増設を経て、双方とも既に抜かれた状態で眠っておりました。DVDドライブも抜かれており、こちらは現在のメインPCに流用しています。CPUは[Athlon64]でございます。元々のHDDはMAXTOR、メモリはQimondaでした。どちらももう無い会社です。5インチオープンベイ×2、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドーベイ×2がツールフリーでインストールできます。
Hardware Reference Guide – MT(HPのサイトpdf)
マザーボードの寸法から、[microBTX]だということがわかりました。一般的な[ATX]では、向かって左側が開きますよね。[BTX]のこの機種は右側が開きます。マザーボードのサイズや基板内レイアウトもATXとは違います。ですので市販の自作PC用ケースには移植できません。(BTXのケースなんて今どこにも無いと思います)
ATX規格を無理やりBTXっぽくしたケースとかはありますね。いわゆる倒立ケースってやつですね。
SilverStone PCケース MicroATXマザーボード対応 マイクロタワー型 SST-KL06B
CPUFANが吸気FANを兼ねており、吸気から排気まで一直線な感じです。この直線上にチップセット?用のヒートシンクとかも見えますね。吸気口からCPUFANまで透明なダクトになっており、その上下にある3.5インチベイは直接冷やせないです。
緑色の樹脂は、ツールフリーでストレージを固定するためのものです。HDDにネジを取り付けて、所定の場所にガッチャンと押し込むと、非常に気持ちよく収まってくれます。
パーツをはずしていきます
各種写真には積年のホコリやヤニが付着したままですことを、
ご了承ください。
CPUクーラーを包む黒い物体を取り付けるネジが筐体まで貫通していたのでちょっと苦労。
(左)はずしたところ、(右上部)ストレージ増設時に必要なネジが取り付けられている!スバラシイ!
ストレージ増設時には、ここに収められているネジをHDDなどの4スミに取り付けてガッチャンコします。
ツールフリー用の緑色の物体を取り付けるネジ以外全てハズシました。
さて…
ぬううう、ネジだけでもう少しイケると勝手に思い込んでいたんですが、これじゃ、パーツ剥がしただけじゃねーか!
ここからはリベットっていうんですかね、そいつらと対戦しなければなりません。この箱、結構しっかりしたつくりなんで、蹴り入れて破壊とか無理そうです。
電動ドリル攻撃をしてみます。
決着は持ち越し、いったん休戦します
電動ドリル攻撃toリベットにて、下側の3.5インチシャドーベイと右側のバックパネルはなんとかやっつけました。が、しかし~…
ドリル折れちゃったよ~!
今日はもう戦えません。
結局、パーツ剥がして、筐体は押入れからベランダに移動しただけでした。いつかまた再戦します。剥がしたパーツは燃えないごみで捨てちゃいますね。
さようならパーツたち、記念撮影しておきましょう
このあと、グリスが拭き取られて、冒頭のアップ写真が撮影されました。CPUは記念に保管しておきます!
おわり。
AMD A-series プロセッサ A10 7870K BlackEdition FM2+ AD787KXDJCBOX