外部マイクを購入し動画撮影に出かけましたが、ホワイトノイズがひどく対策を練らなければなりません。リニアPCMレコーダーR-09(EDIROL)を発掘したので試してみることにします。
外部マイク初導入時の動画を見るとホワイトノイズだらけだった
風音低減にウインドジャマーを付けたい。そのことしか考えていなかった。すっかりデジタル時代にどっぷり浸かっていたので、マイクというアナログなものを忘れてましたね。
↓コチラがそのときの動画(ノイズ処理なし)
撮り鳥の場合ほとんど環境音ですからSN比の悪いこと。スズメさんもっとデカイ声で鳴いてもいいんだよ。
前回の投稿
Panasonic DMC-FZ300 [4k高倍率ネオ一眼コンデジ] レビュー#6 アクセサリー編
で紹介した外部マイクで収録です。
ネットで調べるとPCMレコーダーがイイらしい
というわけで、そういえば持ってたな~と押入れをあさります。
はい、出てきました、
R-09(EDIROL)!もう10年ほど前の機種です。
製品に付属していたSDカード64MBだって!
しかもMADE IN JAPANって書いてありますよぉ~!
いやあああ、懐かしい響きです。中華ガジェットまみれな昨今、忘れかけていた言葉です。イイですね~。ただ、そのわりには、ずいぶんショボイ創りですが…
カメラのマイク端子には繋がないで運用します
ネット情報によると、1万円程度で買えるPCMレコーダーで十分高音質だそうで、編集時に同期させるのがメンドクサイひとは、レコーダーからの出力をカメラの入力に入れてもイケルとのこと。
でもね~、マイク入力に入れるために、抵抗入りのコードで出力を落として、カメラ内でまた増幅するようなムダな流れなんで、確実に音質は悪くなるでしょう。レコーダー単体で録音して編集時に同期させましょう。
原因の切り分けはかなーり難しい
ホワイトノイズの発生源を特定するのはかなり難しいです。要素が多すぎます。そして、比較対象となる、ホワイトノイズが超少ない環境を得るには金がいくらあっても足りません。
とりあえず今有るモノで比較をちょっとだけしてみます。
今回購入したPANASONICのマイクが悪いのか?
コイツ(VW-VMS10-K)が原因かどうかもまだわかりません。
今回発掘したR-09単独の場合と、R-09のマイク入力にVW-VMS10-Kを接続した場合を比較して見ます。
↓(上)マイク入力にVW-VMS10-Kを接続したもの、(下)R-09単独室内にて、スピーカーで同じSEを何回か繰り返し再生し収録することにより、ピークレベルでノーマライズして音量をだいたい(かなりアバウトですが)揃えてあります。
*VW-VMS10-Kの方は若干ローカットされているようでしたので、見た目以上に違いがあります。
振幅の大きいところがSE部分、その間が無音=ホワイトノイズ部分です。下の波形の方がホワイトノイズが大きいことがわかります。この時点で、VW-VMS10-K自体、またはR-09のマイク入力のいずれかが悪いということになります。
ああ、もうVW-VMS10-Kの使い道なくなっちゃったよ~
このPANASONICのマイクが悪いことが確定したわけではありません。ソースの音量が大きい用途であれば問題ないかもしれません。
次のステップはR-09単体で実際に収録しノイズリダクション
を試してみることにします。波形編集ソフトでは、ノイズ部分をキャプチャーして除去する機能があります。魔法のようにノイズが取れるわけではないので、どこまで使えるのかやってみないとわかりません。ほんと音声はメンドクセーな~。
ネットの評判ではR-09もホワイトノイズが大きいらしい…
とりあえず今回はここまで。
おまけ
ECM-DS70P(SONY)!すげー昔に買った(20年前くらいかも)んだけど、現行品なんですね。あっ、これもMADE IN JAPAN って書いてあるわ。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-DS70P